バッファロープレイドのMOTULカイエン!

Motulは長い歴史を誇る会社です。そして、その伝統的なデザインは強いブランドの象徴として知られています。そのデザインは、レースカー用に作られることが多いですが、時々ストリートでも見かけることがあります。バッファロープレイドに覆われたPfaff Porsche 911 GT3 Rも例外ではありません。いまやその兄弟車がストリートを走っています。Motul USAのブランドマネージャー、Nolan Browningに話を聞きました!
 

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セブリング12時間レースでクラス優勝経験もあるTHE PFAFF MOTORSPORT 911 GT3 Rですが、そのデザインは長い歴史を誇るMOTUL デザインとよく調和しています。このクルマは何が特別なのでしょう?

まず、PFAFFはカナダのチームですが、カナダらしさといえば、赤と黒の格子柄であるということ。更に、そのデザインは、一つのブランドのものだけであること。多くのレースカーは、ありとあらゆるブランドや様々な色のステッカーがコレクションのように雑然と貼られています。一方で、このクルマはMOTULの伝統的デザインだけで成立させています。


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そしてこの伝統的なデザインが、カイエン クーペとしてロード版で登場したようですが、その話を聞かせてください。

Pfaffはポルシェのディーラーでもあります。プロモーションの目的もありますが、パートナーシップの成立を祝してクルマを作ろうと合意して造られたものです。もともとは911で何かやろうと話していたのですが、スポーツカーを作ってもショールームで飾る以外、どの様なプロモーションができるのか疑問が浮かび上がりました。

そこで、実用性の側面からカイエンという選択になりました。このユニークなクルマでVIPやゲストを送り迎えすることができるので、イベントでのプロモーションにもなるという考えです。

 

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MOTUL のようなブランドにとってアイコン的なデザインのクルマの重要性とは?

クルマの外観が目立つと人の記憶に残りますよね。Motul Autech GT-RやMotul BMW M1などはすぐに思い浮かびます。このデザインは、他の販路でも活用したり、プロモーションの手段としても使っています。そのうちのひとつに、ピン・デザインアーティストのLeen Customsとのコラボレーションがあります。 彼には大勢のフォロワーがいて、ピンと同じデザインのクルマが実在することに驚いたといいます。このカイエンについても、たくさん素晴らしいフィードバックをいただいています。GT3のラッピングをカイエンに移すためにデザイン会社のSticky Fingers Design社にお願いしたのですが、ほんとうに素晴らしい仕事をしてくれました。

Cars & Coffeeなどに、このクルマを持ち込んだりするのですが、ある時偶然、ポルシェ カイエン トランスシベリア クラブにも遭遇したことがありましたが、彼らにも大好評でした。

 

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このカイエンは、今後どうするのですか?

アメリカはカスタム車やアフターマーケットの文化がとても強いので、今後はサスペンションのアップグレードや、Victor EquipmentのホイールセットをWheel Pro社に頼んだり、タイヤもミシュランのPS4に交換するなどの多少のモディファイは考えてます。

 

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ポルシェのレースカーにMOTULのデザインというのはどんな意味合いがありますか?

ポルシェはモータースポーツ色の強い伝統あるブランド。Motulと共有できる価値観がたくさんあります。そして、ポルシェモータースポーツも我々に注目してくれているし、またMotul製品の品質も認めてくれています。ですからPfaffとのパートナーシップの成功は、我々にとっても大変重要で、今後も末永く継続していくパートナーシップだと思っています。

 

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