ハーレーにMOTULを選ぶ理由。
「オイルなんて入っていれば同じ」「安くても頻繁に交換すればいい」エンジンオイルは、そんな迷信が語られがちです。特にハーレーはアメリカのどこで故障しても困らないよう、手に入りやすいオイルで動くように設計されています。
しかし、実際には現代のテクノロジーが投入されたオイルの性能は歴然としたものがあります。どこでも手に入るオイルと、高性能オイルは別物、と言えるほど性能差があるのです。
Motulのオイルは、最も費用対効果の高いチューニングパーツとして、コンマ1秒を争うレースの世界で絶大な信頼と、勝利の実績を持っています。
ハーレーのバガーレースでもMotulの使用率が圧倒的に高い事実を見ても疑うところはないでしょう。
あなたなら、「良い」と書かれたオイルと、「良いと証明されているオイル」どちらを愛するハーレーに入れますか?
それがMotulを選ぶべき理由です。
実際にハーレーにMotulを使うメリットとして
①潤滑と密封によるモアパワー、トルクの向上。
②空冷大排気量ゆえにオイルが大切になる冷却効果。
③ハーレーならではの濃いめセッティングゆえ溜まるススの洗浄効果。
④金属表面にオイルがとどまるため、コールドスタートや熱から保護する効果。
⑤そして滑らかに回るエンジンフィーリングは、
ハーレーはエンブレを使っちゃいけない⁉ という迷信を生むほどのエンジンブレーキの不安を解消してくれます。
ライダーと語り合いながらずっと走り続けるハーレーだからこそ、
Motulを使うメリットは挙げきれないほど多分にあるのです。
Motulの良さを体感するエステル採用モデル。

すべてのハーレーにお奨めするエンジンオイルは、やはりMotulが誇るエステルを採用したモデルです。
Motulは世界で初めて自動車用の全合成オイルを市販化し、航空機に使うエステルを採用したことで知られるメーカーです。
エステルは金属表面に長く留まる極性を持つのが特徴で、非常に高価なマテリアルです。
これを惜しみなく使い、最適化して油膜の密着性を最大限に高め、優れた潤滑と保護性能を引き出すのが、Motulが長年培ってきた独自のテクノロジーなのです。
ここで知っておいていただきたいのが、純鉱物油と合成油の違いです。SAE50等粘度だけしか書かれないものが純鉱物油、〇Wーと書かれているのはすべて添加物を含む合成油です。ヴィンテージに使えないという理由は、紙やコルクなどヴィンテージならではの素材を使うガスケットへの攻撃性があるためです。
ヴィンテージハーレーで、コルクや紙のガスケットで当時のままを重視してレストアされている車両には鉱物油をお使いください。
現代のガスケットに素材をアップデートしてレストアされている車両は、ヴィンテージハーレーであっても化学合成油が使えます。この場合は希少なエンジン部品を守る意味で、高性能な化学合成油をお使いいただく方が賢明と言えます。
正確な合成油の使用の可否は車両を購入されたショップでお確かめください

300V FACTORY LINE
15W-50 全合成油
「潤滑」「応力分散」「密封」「清浄」「防錆」「冷却」「ギア保護性能」「クラッチ摩擦作用」を、世界最高のレベルでバランスさせた最高性能エンジンオイル。世界の耐久レースで、モアパワーとノントラブルの実績を残しており、並ぶ性能を持つオイルは他に存在しません

7100
20W-50 全合成油
300Vのテクノロジーを反映させながら、保護性能を主軸にしたモデル。純正最高峰の合成油に相当する性能を持ち、純正オイルと同じくこの1種でエンジン、プライマリー、ミッションへの使用が可能です

5100
15W-50 部分合成油
部分合成油ながらエステルを配合し、洗浄、保護性能に優れ、滑らかで安心できるエンジンフィーリングを体感できます
純正と同等の性能をお望みなら

3000 PLUS
20W-50
鉱物油
純正ノーマルオイルに相当しながら、エンジン洗浄やギヤの摩耗を抑える性能に優れます。鉱物油はオイルにじみが気になる車両にお奨めします

愛しきビンテージにお勧めのクラシックオイルもあります。
ショベルヘッド以前のヴィンテージ車両に向け、ガスケットへの攻撃性を抑えた鉱物油です。化学合成油に比べて粒子が大きいため、走行を重ねたクリアランスの大きい車両やオーバーホール歴のわからない車両のにじみを防ぐ効果もあります。すべての鉱物油はオイルが含む鉱物によるスラッジが発生しますので、定期的な交換をお奨めします。

CLASSIC
SAE 50 鉱物油
50s以前の車両を想定し、紙やコルクのガスケットを攻撃しないよう添加剤なし、暑い皮膜で保護し、にじみを防ぐピュアなオイルです

CLASSIC 20W-50 鉱物油
ゴム製ガスケットが採用された’50s~’70sの車両を想定し、洗浄効果をプラス。分厚い皮膜はそのままで、保護やにじみ防止に効果を発揮します
トランスミッションに使えるのは?

GEAR Competiton
75W-140 全合成油
300Vのテクノロジーをギヤに反映した最高峰オイル。優れたシフトフィーリングと、強靭な油膜保持性能による高い信頼性を誇ります

MOTYL GEAR
75W-90 部分合成油
高温時の油膜保持に優れトランスミッションのノイズを抑えます。シフトチェンジがスムーズに行えるのが特徴です

GEAR BOX
80W-90 部分合成油
2硫化モリブデン配合で使い込んだミッションでもオイルの性能でカバーできる性能。ガチャンというシフトが滑らかに変わります
プライマリーオイルに使えるのは?

TRANSOIL
10W-30 鉱物油
湿式クラッチ車両専用に開発されハーレーのプライマリーにもベストマッチ。10W30はギヤオイルの粘度80に相当します

7100
20W-50 全合成油
繰り返しの登場になりますが、純正最上級合成油に相当する性能を持ち、純正と同じくこの1種でエンジン、プライマリー、ミッションへの使用が可能です
ツアラーの熱すぎるエンジンの熱対策に。

MoCOOL
レーシングマシンのエンジン温度を下げるために開発されたラジエター用冷却材。5%の濃度で最大10℃もの冷却効果が実証されています。ツインクールドエンジンの熱対策に
本来のパワーとトルクを回復。

ENGINE CLEAN
オイル交換前にオイルタンクに注ぎ、15分アイドリングさせるだけでオイルラインの汚れを取り除き、シリンダーの圧縮圧を回復させ本来のパワーとトルクを取り戻します。部分合成油や鉱物油は石油を原料とするため、どうしてもオイルラインにスラッジとよばれる鉱物に含まれるカスが蓄積します。オイルラインが詰まると動脈硬化のように、ありえない場所からオイル漏れ…なんてトラブルに見舞われます。中古車を買った、走行距離が増した、オイル交換をさぼっていた、安いオイルを使っていた、という車両ほど使用をお奨めします。使用後は必ずオイル交換をしてください
ハーレー オイル 粘度 適合表
車種 | エンジン | ミッション | プライマリー |
BIGTWIN | |||
M8 | 20W-50 | 80W-90 /80W-140/20W-50) | 20W-50 |
TWINCAM | 20W-50 | 80W-90 (80W-140 ) | 20W-50 |
EVO | 20W-50 | 80W-90 | 20W-50 |
SHOVEL | 50 | 80W-90 | 乾式(湿式は20W-50 ) |
PAN | 50 | 80W-90 | 乾式 |
KNOCKLE | 50 | 80W-90 | 乾式 |
SIDE VALVE | 50 | 80W-90 | 乾式 |
SPORTSTER | |||
REVO MAX | 15W-50 | ー | ー |
EVO | 20W-50 | 20W-50 / 10W-30 | 20W-50 / 10W-30 |
SHOVEL | 50/20W-50 | 20W-50 / 10W-30 | 20W-50 / 10W-30 |
OTHERS | |||
PAN AMERICA | 15W-50 | ー | ー |
X-350、500 | 15Wー50 | ー | ー |
V-ROD | 20W-50 | ー | ー |
STREET | 20W-50 | ー | ー |
※一般的なデータを基にしています。詳しくは車両のサービスマニュアルを参照してください