SUPER FORMULA 2023 ROUND 6、 MOTULサポートのTEAM MUGEN 15号車が優勝

 

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#15 ローソン選手、完璧な戦略で3勝目を飾る! #1 野尻選手、セットアップに苦しむも実のある8位入賞。

フランス・MOTUL(モチュール)社製モーターオイルの日本総輸入販売元である、MOTUL Japan株式会社(代表取締役社長 岡本 崇)がエンジンオイルおよびギアオイルの供給を通じてTEAM MUGEN陣営をサポートしています。Motulがサポートする車両としては、 #1 TEAM MUGEN(野尻 智紀選手)、#15 TEAM MUGEN(リアム・ローソン選手)でシリーズ全9戦に挑んでいます。2023年第6戦は7月15日(土)、16日(日)富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)で開催され、#15 リアム・ローソン選手が優勝、#1 TEAM MUGEN野尻智紀選手が8位に入賞しました。

 

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■選手・チームコメント

リアム・ローソン選手(#15 TEAM MUGEN)

MotulのMUGENとのパートナーシップと、多大なるサポートに感謝しています。

チームコメント

MUGENは長年Motulとテクニカルパートナーシップを築いてきました。

近年では、TEAM MUGENとして日本国内トップカテゴリーのSuper Formula に参戦しており、エンジンオイルを含むすべての油脂類のサポートのおかげでレースを戦うことが出来ています。

そのような実戦の場に於いて、エンジンは常に高負荷の状態にさらされており、過酷な条件下で常にエンジンの性能を最大限引き出し、信頼性の面でも期待に応えてくれています。

MOTUL 製品は最新設備の整ったMOTULの研究所で改良され、数々の実戦の場からフィードバックを受け、今後もさらに進化していくものと思われます。

当然これはロードカー(一般市販車)に使用される場合も同様で、性能の違いは体感でき、性能向上のみならず耐久性も保証されるものです。

最後に我々はMOTUL 300Vは常にエンジン部品の重要な”部品一つ”と認識していますので、 これからもお互いの目標に向けテクニカルパートナーシップのもと勝利を重ねていきたいと思っています。

 

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SUPER FORMULA RD.6 レース結果 予選:7月15日(土)

#15 リアム・ローソン選手 2位(Q1:1位 / Q2:2位)

#1 野尻 智紀選手 7位(Q1:2位 / Q2:7位)

午前のフリー走行は、野尻選手は24周、ローソン選手は28周をこなして、先月の公式テストと開幕戦のセットアップなどを試して、予選に臨みました。

予選では、ローソン選手がQ1でP1、野尻選手がP2という良い形でQ2に進出できましたが、Q2でローソン選手が0.124秒及ばずP2となりました。 野尻選手は最終的にP7で予選を終えました。

■田中監督

Q1では、ローソン選手、野尻選手ともにフィーリングが良くポールポジションを狙える手応えはあったのですが、残念ながら思いどおりにはなりませんでした。それでもローソン選手は2位で予選を終えることができました。野尻選手は、Q2で思うような走りができず7位という結果で終わり、SF23の合わせ込みがまだまだ出来ていないな、と改めて感じました。

明日の決勝レースは、予選とは異なる難しさがありますが、チーム一丸となって頑張りますので応援をお願いいたします。

■野尻選手

午前のフリー走行は、先月の富士テストからの流れでセットアップを持ち込みましたが、バランスが芳しくなかったなかで合わせ込みを試みたのですが、うまくいきませんでした。結局、開幕戦の富士ラウンドのセットに寄せた合わせ込みで、予選に向けてセットアップを調整していきました。

Q1の感触は今年一番良かったかなと思えるフィーリングだったのですが、フリー走行での感触があまり良くなかったので車を信じてプッシュし切ることができませんでした。

あとコンマ2~3秒は詰められる印象があったので、期待を持ってQ2に挑みましたがQ1とバランスが変わってしまっており、同じような状況では走れない感がありました。

しかし、Q1は良いフィーリングだったので何かしらのヒントにはなるかと思いますし、開幕戦のセットに合わせ込んで手応えがあったことが重要なポイントだと思います。明日の決勝は、開幕戦同様に期待できると思っています。

このスーパーフォーミュラに来場されているお客様が増えて来ていますし、多ければ多いほどレースも盛り上がりますし、お客様同士のつながりや、楽しめる要素がもっと増えると思います。決勝も盛り上がって応援してもらいたいです。よろしくお願いいたします。

■ローソン選手

午前のフリー走行は問題らしい問題はなく、ここ富士は開幕戦と公式テストもしたので、すべてのチームギャップが縮まったと思います。そういう意味ではタイトな位置関係で大変でしたが、建設的なフリー走行に終始しました。

予選は惜しくも2位だったのですが、2位というポジションはいつでも悔しくもあり嬉しさもあるのですが、自分としては車のフィーリングには満足していて、今回予選1位だったチームの車がただただ速かったんだと思います。決勝に向けてデータなど得られるものはあるので、しっかり準備をしてまとめられるようにしたいと思います。

とてもたくさんのお客様と会えて、そして触れ合えることは、僕としても非常にうれしいことです。しっかり結果を出してお返しできるように頑張りますので、引き続き、応援をお願いします。

 

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SUPER FORMULA RD.6 レース結果 決勝:7月16日(日)

#15 リアム・ローソン選手 1位

#1 野尻 智紀選手 8位

決勝レースはクリーンスタートで、#15 ローソン選手はポジションをキープ、#1 野尻選手はポジションをひとつ下げて8番手でオープニングラップを周りました。

#15 ローソン選手は11周消化した後、#1 野尻選手は12周を消化した後、それぞれピットイン。13周目#15 ローソン選手はピットインしたグループ内で1番手に、#1 野尻選手も同じく6番手にポジションアップしました。

24周目に64号車がピットイン。接戦となっていた#1 野尻選手はアンダーカットされることなく、引き続き6番手をキープ。

30周で全車がピットインして義務となるタイヤ交換を終了。2台ともポジションをキープしていましたが、32周目に#1 野尻選手が64号車にオーバーテイクされ7番手に。さらに34周目に20号車にも先行され、8番手にポジションダウンとなり、そのままフィニッシュとなりました。

■田中監督

ローソン選手、本当にレースが強いですね。レースのペース、タイヤマネジメントとともに、素晴らしい走りで優勝をしてくれました。チームとしてもミスなく良い仕事ができ、優勝につなげられたことを嬉しく思っています。

野尻選手は週末を通して色々試しましたが、なかなか良い方向を見出せず、レースでも苦労を強いられました。次戦に向けてしっかりと分析し、3年連続チャンピオンを目指します。

引き続き、応援をお願いします。

■野尻選手

今日のレースは本当に苦しかったです。前回の公式テストのロングランでタイムを上げられない感覚があり、今週に入りさらにそれを感じてセットアップをさまざま試してみたのですが、基本的な手応えやバランスが変わらず、なかなか苦しい週末となってしまいました。

開幕ラウンドは良い流れで進められたので、富士ラウンドはここ2~3年を考えても良いレースができると予想していたのですが、残念ながら良い形になりませんでした。

厳しい状況になってしまったのは理解しています。しかしここから這い上がらないといけないので今日のレースを糧に頑張ります。

僕が3連覇しようと思うと、次のレースは優勝だけを目指して取り組まないといけません。自分もそうですが、チーム全体でハードワークをこなさなければならないので、しっかりとコミュニケーションを取りながら、次のもてぎラウンドに向けて準備をしていきます。

次戦も頑張りますので、引き続き、応援をお願いいたします。今日は本当に悔しいです。

■ローソン選手

今日も走り出しから自信が持てましたし、とても良いレースができたと思います。勝てたことは非常に喜ばしいことだし、チャンピオンシップも首位に1ポイント差まで詰められたことが凄く嬉しいです。

次戦のもてぎはレースをしたことがないサーキットなので、データの見直しやシュミレーターをこなして、チームとよい車づくりをして準備を進めていきたと思います。いつもどおり、たくさんのポイントを獲得することがメインの仕事だと思っているので、集中していきたいと思います。

応援ありがとうございました。毎ラップ、皆さんのたくさんの応援が視界に入って来て、楽しい週末だったと思います。もてぎでも、良い結果を出し期待に応えられるよう頑張りたいと思いますので、引き続き、応援をお願いいたします。

 

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