新製品『300V SPARK 0W8』発売のご案内
08.08.2016
フランスMOTUL(モチュール)社製モーターオイルの日本総輸入販売元である、テクノイル・ジャポン株式会社(代表取締役 清水正喜)は、MOTUL製自動車用エンジンオイルのフラッグシップモデルである『300V Motorsport Line』に新たに『300V SPARK 0W8』を追加、発売いたします。
自動車の省燃費化という時代の潮流に合わせ、SAE(米国自動車技術者協会)で昨年新たに設定されました0W8という粘度は、2016年7月現在で未だ正式に指定されたエンジンを搭載した車両の販売は行われていないほど、時代の最先端をいくものです。また、それだけ柔らかい粘度設定のため、エンジンの保護性能、オイルの熱に対する耐性、消費量の低減などについて、高い性能を実現できる技術がなければ、300Vのようにモータースポーツに使用されるレベルのオイルを開発することはできません。
MOTULは、これまで培ってきた技術の結晶であるエステルコアテクノロジーを活用し、SAE粘度0W8という他に類を見ない超低粘度レーシングオイルを開発いたしました。
●新製品の特長
エステルコアテクノロジー採用100%化学合成油。粘度設定はSAE 0W8。2016年7月時点にて、世界で唯一のSAE粘度0W8レーシングオイル。
F3エンジンで実際に使用されている技術を援用して開発され、実際のF3用エンジンを使用した300V High RPM 0W20との比較実験にて、最大で0.5%の出力向上が認められました。
●新商品発売概要
発売開始日:2016年9月1日
荷姿:2Lボトル
規格、承認:なし
「エステルコアテクノロジー」
世界のコンペティションを開発の舞台としてデータを積み重ね、進化と革新をテーマに到達したMOTUL ならでは新テクノロジーです。新開発の高性能化学合成ベースオイルと新たな添加剤パッケージの最適化。それは粘性の低減による出力向上と油膜保持能力の高レベル化に寄与するだけでなく、過酷な環境下における出力の安定化と信頼性の両立をもたらします。この技術はル・マン24hレースにおいても投入され、いままでにない油膜保持能力で、安定した油圧維持性能と油膜保護性能を発揮致しました。コンペティションではさらなるアウトプットパワーと信頼性の向上を。そしてかねてから時代が求めるダウンサイジングでは、安定したパフォーマンスを発揮するテクノロジーとして、多くのモータリストをさらなる走りの高みへ誘います。
■会社概要
社名:テクノイル・ジャポン株式会社
所在地:神奈川県藤沢市大庭5224-6
代表者:清水 正喜(代表取締役)
■本件に関する問い合わせ先
テクノイル・ジャポン株式会社
広報担当:企画部 清水
電話番号:0466-89-0371